講演情報

[B-16-10]局所情報に基づきグラフ上を移動するトラベリングネットワークの一検討

◎△横山 慧人1、青山 和馬1、井上 翔太1、大崎 博之1 (1. 関西学院大学大学院理工学研究科情報工学専攻)

キーワード:

トラベリングネットワーク、局所情報に基づく分散制御、成長収縮則

中央の制御器を持たず局所的な相互作用だけで移動するトラベリングネットワーク(TN)は、これまで座標に基づく連続平面上で定式化されてきた。本稿では、座標も埋め込みも仮定せず、各葉が隣接頂点から得る局所情報のみを用いて TN をグラフ上へ拡張した Graph Traveling Network(GTN)を提案する。GTN は、前方の伸長余地と既存本体への接触度という 2 つの局所量から成長先を選び、規模の上限に達した本体が末端を収縮させることで移動する。格子グラフ上のシミュレーションにより、GTN が規模を保ったまま重心を移動させること、その移動には収縮が不可欠であること、局所的な成長選択が移動の方向性を高めることを、座標を用いない局所規則のみで示す。