講演情報

[B-19-14]心拍・Webカメラ姿勢特徴による認知負荷推定

◎△浅井 陽貴1、木村 秀明1、菊澤 萌々菜1、松浦 未来1 (1. 中部大学大学院工学研究科情報工学専攻)

キーワード:

認知負荷、心拍、Webカメラ、姿勢特徴、暗算課題

個別最適な学習支援には,学習中の認知負荷を客観的に把握する手法が求められる.本研究では,暗算正誤判定課題中の認知負荷変化を対象に,心拍指標とWebカメラ映像から得られる頭部―上半身の相対運動特徴との関係を予備的に検討した.実験では,20代男性学生10名にEasy,Normal,Hardの3条件からなる暗算正誤判定課題を実施し,Polar H10による心拍,Webカメラ映像,課題成績,Raw NASA-TLXを同期記録した.解析では,30秒窓ごとに平均心拍,ベースラインからの平均心拍変化量,肩中点―顔重心相対角度,顔重心移動量を算出し,課題成績との関係を検討した.その結果,課題難易度の上昇に伴い,正答率の低下,反応時間の増加,主観的負荷の上昇が確認された.また,Hard条件で正答率が低い参加者ほど,肩中点―顔重心相対角度の変化量および顔重心移動量が大きい傾向を示した.これらの結果から,Webカメラ由来の頭部―上半身相対運動特徴は,認知負荷変化に伴う微細な身体反応を捉える特徴量候補となる可能性が示された.