講演情報
[B-19-28]体内外無線給電における電極—皮膚間バッファが受信電力に与える影響
◎△小玉 美悠1、村松 大陸1 (1. 電気通信大学)
キーワード:
埋込型医療機器、容量結合型WPT、電磁界解析、比吸収率、受信電力
埋込型医療機器では,電池寿命に伴う交換手術が患者の負担となるため,体外から体内機器へ非接触で電力を供給する無線給電が有効である.埋込機器向けWPTでは,受信電力は電力伝送効率とSAR制約下で許容される入力電力に依存する.本研究では,体内外の容量結合型WPTにおけるSAR低減を目的として,体外電極と皮膚の間に媒質を挿入する構成を検討した.挿入媒質にはKaptonおよび生理食塩水を用い,6.78 MHzおよび403 MHzにおけるSAR制約下での受信電力を電磁界解析を用いて評価した.その結果,6.78 MHzではKaptonを挿入した場合に,403 MHzでは厚さ1 mm以上の生理食塩水を挿入した場合に受信電力が向上した.以上より,送電周波数に応じて電極—皮膚間媒質の材料や厚みを設計することで,SAR制約下における受信電力の向上が期待できることを示した.
