講演情報
[B-1B-48]300 GHz帯マルチビームレンズアンテナ用多層基板平面型傾斜指向性一次放射器の検討
〇齊藤 奏真1、ガル プラビール1、杉本 義喜1、榊原 久二男1、田中 裕士1、菊間 信良1 (1. 名古屋工業大学)
キーワード:
マルチビームレンズアンテナ、一次放射器、傾斜指向性、スピルオーバ損
300 GHz帯に適した低損失かつ高利得なアンテナとして,誘電体レンズアンテナが有効である.本稿では,複数の一次放射器を平面上に配置してマルチビーム化する際に,スピルオーバ損を低減するため,多層基板平面型の傾斜指向性一次放射器を検討した.提案する一次放射器は8層の基板内に形成され,最下層の信号線からパッチを介して電磁波を励振し,基板最上層部に設けた非対称設計により放射方向を傾斜させる構造となっている.開口シフト量を変化させて指向性を評価した結果,開口シフト量に応じた非対称特性を示し,良好な傾斜指向性が得られることを確認した。また,直径10 mm,焦点距離5 mmの誘電体平凸レンズと組み合わせた解析により,レンズ外側一次放射器においてもレンズ中心方向へ効率よく給電できる見通しを得た。
