講演情報
[B-2-15]低高度人工衛星の表面帯電検出モデルの比較
◎藤原 彩羽1、寺本 万里子1、奥村 哲平2、花沢 明俊1 (1. 九工大、2. JAXA)
キーワード:
人工衛星、表面帯電、機械学習
低高度軌道上の人工衛星では,表面帯電に起因する放電が衛星故障の原因となるため,帯電イベントの検出・予測が重要である。従来は静電分析器の観測データに対して閾値法を用いたイベント抽出が行われてきたが,閾値外のイベントを見逃す可能性がある。本研究では,DMSP-F16衛星の2010年の観測データを用いて,閾値法とEnergy-Time(ET)ダイアグラム上のイオンラインに着目したCNNによる帯電イベント抽出手法を比較した。その結果,閾値法では433件,イオンライン法では196件の帯電イベントが抽出され,119件が両手法で共通して検出された。今後は,各手法で抽出されたイベントの特徴を詳細に解析し,より高精度な帯電イベント抽出手法の開発を目指す。
