講演情報

[B-4-02]THz帯の吸収特性と表面構造を模擬した表皮等価ファントムの開発

◎大和田 達也1、山崎 祥他2、須賀 良介1、水野 麻弥2 (1. 青学大、2. NICT)

キーワード:

テラヘルツ、ファントム

近年,テラヘルツ(THz)波を次世代の無線通信
やセンシング等で利用するための研究開発が進めら
れている.一方で,約 300 GHz より高い周波数の
THz 波を安全に使用するためのガイドラインについ
ては,現在も議論が進められている段階である.こ
の議論のためにも,THz 波が皮膚の表層で吸収され,
その結果生じる温度上昇を深さ方向に対し高精度に
評価することが重要となる.しかし,皮膚の構成を
模擬した THz 帯の生体等価ファントムの研究は未だ
少なく,特に皮膚の表皮の誘電特性を模擬した温度
上昇評価のためのファントムは開発されていない.
そこで本研究では,主に THz 波の吸収が想定される
表皮を対象とし,0.1 THz〜0.6 THzにおける表皮の吸
収特性及び表面形状を模擬した表皮等価ファントム
を開発することを目的とした.