講演情報

[B-4-04]逆Fアンテナを用いた簡易端末モデルの構築とSAR評価

◎藤田 法明1,2、奧平 大雅2、齊藤 一幸2,1、高橋 応明2、長岡 智明1 (1. 情報通信研究機構、2. 千葉大学)

キーワード:

板状逆Fアンテナ、簡易端末モデル、SAR、FDTD法

近年,第5世代移動通信システム(5G)の普及に伴い,スマートフォンの様々な利用状況を考慮した電波ばく露量評価が重要となっている.人体を用いたばく露評価は倫理的・技術的に困難なため,数値計算による評価が行われてきたが,これに用いる詳細な端末モデルは内部構造の複雑化により作製に多大な時間を要する.そこで著者らは,実機端末と同様のSAR(Specific Absorption Rate)分布を再現可能な簡易端末モデルを考案した.しかし従来の簡易端末モデルでは,端末側方に最大値が生じるSAR分布の再現が困難であった.本稿では,板状逆Fアンテナ(以下,PIFA)を用いた簡易端末モデルを構築し,従来は再現できなかった当該分布の再現を目指した.