講演情報

[B-4-29]分岐線路のSI確保に向けた共振周波数シフトのためのCMC配置条件の検討

〇関口 紗弥佳1、上山 博也1、飯田 直樹1、萓野 良樹2、肖 鳳超2 (1. 株式会社 村田製作所、2. 電通大)

キーワード:

差動線路、分岐回路、コモンモードチョーク、共振周波数、オープンスタブ

近年の車載ネットワークでは複数のセンサ等をメイン基板で制御するバス型分岐線路が検討されている. このような分岐線路はオープンスタブとして動作するため, スタブ共振が信号周波数帯と重なることで特定の周波数成分において透過損失が増大し, 信号品質が劣化する. また, EMI低減のため使用されるCommon-Mode Choke(CMC)は線路の共振周波数に影響を与えるため規格で線間容量が規定されている. しかし, CMCの線間容量および配置が,共振周波数に与える影響は明らかになっていない. そこで本研究では, CMCの線間容量および配置と共振周波数の関係を定式化し, CMC配置によって共振周波数を高周波側にシフトする手法を検討した.計算値と解析結果は良好に一致し, 線間容量と配置によって共振周波数をシフトする手法の有効性を確認した.