講演情報

[B-4-32]交流電車における磁界の発生傾向に関する調査

◎三好 正太1、工藤 希1、長谷川 智紀1 (1. 交通安全環境研究所)

キーワード:

低周波磁界、交流電車、測定

鉄道システムでは、変電所施設をはじめ、車両や軌道、信号システム等あらゆるところで電気・電子機器が使用され、これらの機器から電波雑音や電磁界が放射される。このような環境の中、鉄道から発生する磁界については、電磁両立性(EMC)や、電磁界が人体へ与える影響(EMF)について、国際規格や防護指針という形で規制が検討されてきた。 本稿では、交流電車から発生する磁界について、直流及び交流を同時に測定可能なフラックスゲート式磁界測定器により測定し、車内及び車外における磁界発生の傾向を把握した。車内の測定箇所は、モータ、制御装置、静止型インバータ及び引き通し線の直上、並びに架空電車線方式の場合はパンタグラフがある車両妻部にある床下機器への引き通し線に最も近い点とし、車種ごとに機器配置を確認した上で測定を実施した。この結果、ICNIRPのガイドラインを超える測定結果はなかった。