講演情報

[B-4-34]車載補機バッテリ高電圧化に伴う伝導エミッション変化

〇高辻 寛之1、細谷 達也1、今岡 淳2、山本 真義2 (1. 株式会社村田製作所、2. 名大)

キーワード:

DC-DCコンバータ、伝導エミッション、コモンモードノイズ、48V

車載機器の大電力化に伴い,補機用電源の48V化が検討されている。一方,入力電圧の高電圧化による伝導エミッション増加が懸念されるものの,その増加要因に関する定量的な報告は少ない。本稿では,スイッチング周波数2.2 MHzの降圧コンバータを用いて,12V系と48V系の車載一次電源における伝導エミッションを比較評価した。伝搬モード解析の結果,FMラジオ帯域ではコモンモードノイズが支配的であり,入力電圧を12Vから48Vへ増加させることで約8 dBのノイズ増加を確認した。さらに,入力電圧,出力電圧および電力の影響を比較した結果,入力電圧の増加がコモンモードノイズ増大の主要因であることを示した。スイッチング出力電圧波形を解析した結果,48V化によるdV/dtの増加がノイズ増大の主な要因であることが示唆された。