講演情報

[B-5A-07]FBMC/OFDMハイブリッド伝送方式の信号処理レベル検証

◎新井 祥1、前原 文明1 (1. 早大)

キーワード:

FBMC、OFDM、マルチパスフェージング、シンボル間干渉、サブキャリヤ間干渉、等化

Filter Bank Multicarrier (FBMC) は,ガードインターバル (GI) を必要としないことから,高い周波数利用効率を実現できる伝送方式として注目されている.一方,マルチパスフェージング環境では,シンボル間干渉 (ISI) およびサブキャリヤ間干渉 (ICI) が生じることから,遅延スプレッドに応じてFBMCとOFDMの優位性が変化する.これまでに我々は,この特性に着目して,理論システム容量に基づきFBMCとOFDMを切り替えるハイブリッド伝送方式を提案し,その有効性を明らかにしてきた.本稿では,理論システム容量をベースとしたFBMC/OFDMハイブリッド伝送方式の方式選択指針が,誤り訂正や等化処理が適用された現実的なシステムにおいても有効となるかについて検証する.具体的には,現実的な信号処理を施した場合のFBMCおよびOFDMのビット誤り率(BER)およびスループットを計算機シミュレーションにより取得し,理論システム容量に基づく方式選択指針との関係について考察する.