講演情報

[B-5B-09]組合わせ構造を有する基地局設計問題のための伝搬特徴量活用型高次元ベイズ最適化

◎△神崎 昂紀1、佐藤 光哉1 (1. 電気通信大学)

キーワード:

ベイズ最適化、ガウス過程回帰

無線通信品質の向上には,環境依存の伝搬特性を考慮した基地局およびアンテナ設計が重要である.しかし,基地局候補点の選択とアンテナパラメータの調整を同時に扱う設計問題は,組合せ構造を有する高次元最適化問題となり,従来のベイズ最適化では探索が困難である.本稿では,レイトレーシングにより得られる伝搬特徴量を活用し,設計変数を低次元の連続特徴空間へ写像する高次元ベイズ最適化手法を提案する.提案手法は,基地局候補点の位置情報と伝搬特徴量,およびアンテナパラメータを統合した特徴ベクトル上でガウス過程に基づくベイズ最適化を行い,所望スループットを満たすカバレッジ面積の最大化を図る.NVIDIA Sionna RT を用いた都市環境での評価により,提案手法は遺伝的アルゴリズムや TPE,ランダム探索を上回る性能を示し,提案手法の有効性を確認した.