講演情報
[B-6-16]トラヒック予測誤差感度に基づく容量余裕制約付きトラヒックエンジニアリング
◎廣瀬 功一郎1、郡川 智洋1、高崎 智香子1、森谷 高明1、池上 大介1 (1. NTT株式会社)
キーワード:
トラヒックエンジニアリング、ルーチング
広域網のTraffic Engineering(TE)では,送受信ノード対(OD 対)ごとの需要量からなるトラヒック行列(TM)に基づき,各OD 需要を候補経路へ配分する経路分割比を決定することで,最大リンク利用率(MLU)を抑制する.実運用では制御対象時刻の真TMは未知であるため,直近の観測値から予測したTM に対してTEを行う.しかし,需要変動が大きい場合やOD ごとに予測誤差が偏る場合,予測TM に対して最適化した経路分割比を真TM に適用すると,特定リンクで過負荷が発生する可能性がある.このような予測誤差下でのTE に対し,最悪ケースのMLU を保証するoblivious routingや,予測TM を入力とする学習ベースTEなどが検討されてきた.これらが経路設計の頑健化により不確実性に対処するのに対し,本稿では,どのOD の予測誤差がMLU 悪化に効くかを感度により特定し,該当OD が通るリンクへ容量余裕を選択的に確保するTE 手法を提案する.
