講演情報

[B-6-70]トラヒック予測に基づくNRF負荷分散手法の提案

〇土尻 俊輔1 (1. 株式会社NTTドコモ)

キーワード:

モバイルネットワーク

6G時代では, 端末・センサーの爆発的な増加に加え, AIエージェントや自律移動ロボットの普及により, 人間の周期性に依存しない不規則かつ高頻度な通信トラヒックが顕在化することが予想される. このようなトラヒックは, ネットワーク設備の過剰な増強(肥大化)を招く主要因となる. 5GコアにおけるNRF(Network Repository Function)は, 全NF(Network Function)のサービス発見および状態管理を担うため, 構造的に負荷が集中しやすい特性を有する. この課題に対して, NRFの階層化, SCP(Service Communication Proxy)によるクエリ制御, ならびにキャッシュ活用といった負荷分散手法が, 既に標準仕様として規定されている. 6Gに向けた検討では, 単一のUAV(Uncrewed Aerial Vehicle)だけでなく, 複数のUAVが連携してタスクを実行するユースケースが検討されている. 多数のUAVが移動する際の交換機の切替え処理において, NRFに負荷が発生することが想定される.本稿では, 設備肥大化の回避を目的として, 既存手法に加え, トラヒック予測に基づきNRF負荷を先行的に分散する新たなアプローチを提案する.