講演情報

[B-6-74]ローカル5Gを用いた4K映像遠隔整備支援システムの伝送特性評価

〇樋口 駿1、竹中 誠人2、近藤 篤志2、瀬林 克啓1、丸山 充1 (1. 神奈川工科大学、2. 株式会社KTグループ)

キーワード:

ローカル5G、NDI、IP映像伝送、4K

複数の自動車ディーラー店舗と集中整備工場を広域ネットワークで接続し,各店舗から実車両の映像を集中整備工場の熟練技術者が遠隔で確認して整備の指示やアドバイスを行う遠隔整備支援システムの開発を進めている.従来の遠隔整備支援システムは,映像解像度の不足や伝送遅延の影響により車両の状態の正確な把握が困難であった.そこで本研究では,携行性を考慮した4Kカメラを新たに開発するとともに,NDIによる映像圧縮,ローカル5Gアクセス網およびフレッツ網を組み合わせる事で,店舗内の任意の場所から高精細な4K映像を安定的に伝送可能な遠隔整備支援システムを提案する.本報告では,具体的な遠隔整備支援システムの一事例として,遠隔板金見積もり業務を取り上げて,本業務に必要な,集中整備工場から店舗側へ,アノテーション情報を送信し,確認箇所や撮影位置を指示できる機能を備えたプロトタイプを構築した.構築したシステムの構成を示すと共に,4K映像伝送時の通信品質および遅延特性を評価し,遠隔整備支援システムへの適用可能性について報告する.