講演情報

[B-6-79]鉄道営業路線における公衆通信回線切替機能の検証

◎細川 雄太1、流王 智子1、毛利 好陽2、小川 祥吾2 (1. 鉄道総研、2. 東京地下鉄)

キーワード:

鉄道向け統合ネットワーク、高機能ルータ、回線切替、公衆回線

列車運行に関わる音声通話や情報伝送,車両や設備のメンテナンスに資する状態監視情報の伝送など,鉄道に関わる情報の多くは個別のアプリケーションごとに構築された専用の伝送路により伝送されている.これに対し,著者らは「鉄道向け統合ネットワーク(以下,統合NW)」を提案している.統合NWは,個別に構築されていた伝送路を統合し,複数のアプリケーションが複数の伝送路をシームレスに共有可能なネットワークである.統合NWの機能の一つに「回線切替機能」が挙げられる.複数の使用可能な伝送路の中から,回線状態に基づき使用する伝送路を選択する.これまでに,鉄道総研所内試験線や深夜帯の営業路線において,プロトタイプ装置を用いた回線切替機能の検証を実施してきた.本稿では,営業時間帯における同機能の効果を検証するため,営業列車で車上-地上間の情報伝送を行った結果を報告する.