講演情報

[BI-6-05]NTNにおける光無線通信の展望

〇柳本 教朝1、中島 潤一1、中沢 英嗣、今村 俊雄、大関 康史 (1. ソフトバンク株式会社)

キーワード:

HAPS、NTN、光無線通信、光無線通信装置

昨今、低軌道(LEO:Low-Earth Orbit)コンステレーションによる通信サービスの進歩がめざましい。一方で、高速な1対多通信を行うには広範な周波数帯が必要となり、電波無線通信の周波数帯の逼迫が懸念されている。これを解決するために、光無線通信が実装されつつある。主に衛星間通信に用いることで、宇宙空間で高速な通信ネットワークを組むことが可能になる。一方で、対地上のフィーダリンクには電波無線通信が用いられることが主流で、対地光無線通信は一部の実証に留まっている。これは大気による減衰・ゆらぎ、ドップラーシフトの影響などといった課題が原因である。これらの課題から、大容量の地上フィーダリンクは未だ電波無線通信に依存している。成層圏を飛行するHAPSは、LEOよりも地表に近い位置にいながらも大気ゆらぎの影響を受けないため、HAPSを成層圏光ゲートウェイとすることでこれらの課題を解決できる可能性がある。