講演情報

[C-10_C-11-03]湾曲させた薄型センサを用いたパノラマ映像取得

〇今村 弘毅1、小林 弘輝1、佐藤 弘人1 (1. NHK放送技術研究所)

キーワード:

フレキシブルセンサ、パノラマ映像取得、薄膜トランジスタ、有機光電変換膜

身の回りのさまざまな情報を収集・可視化するにあたり,パノラマ映像取得は有用な手段である.一般的にパノラマ映像は,カメラを複数台並べて撮影することにより一度に取得される.しかしながら,カメラ位置の画素レベルでの精密な調整や,残ったずれを補正するための計算負荷の高いスティッチング処理が必要となるうえ,これらの問題はセンサの画素が微細化するほど,また画素数が増加するほど顕著になる.我々は,この問題を解決するにあたり,湾曲させた薄型センサ1枚でパノラマ映像取得を行うことを考えた.本研究では,円筒面状に湾曲したセンサを作製し,複数のレンズと組み合わせることで,簡易な画像の切り出し・結合のみによる新たなパノラマ映像取得手法の検証を行った.また,1枚の湾曲センサでありながら平面撮像面を有するセンサ形状として,角丸多角柱形状に着目し,テスト素子を用いてセンサ作製プロセスの検討を行った.