講演情報

[C-12-06]寄与度分析に基づく未達性能重視型GAによるアナログ回路設計探索効率化

◎藤原 聖1、土谷 亮2、井上 敏之3、宮城 茂幸1 (1. 滋賀県立大学、2. 関西大学、3. 京都工芸繊維大学)

キーワード:

アナログ集積回路、自動設計、説明可能なAI、遺伝的アルゴリズム、SHAP

アナログ回路設計では複数の性能要件を同時に満たす
素子値を探索する必要があり,設計が知識と経験に依存
することから自動化が求められている.性能要件や動作
条件を満たす設計解は有効解であり,複数の有効解を得
ることで性能余裕や設計上の選択肢を確保できる.しか
し,自動探索において未達性能の改善に寄与しにくい設
計変数にも探索が分散すると有効解を十分に確保するこ
とが難しくなる.
関連研究では多数の設計変数による収束性の低下に対
し,説明可能 AI を用いて重要度の低い変数を探索対象
から除外する手法が報告されている.一方で,変数
の削減により有効解の発見に必要な変数まで除外する可
能性がある.そこで本研究では全設計変数と探索範囲を
維持したまま,SHAP 重要度に基づいて未達性能に関係
する変数を重点的に探索する GA を提案する.これによ
り探索変数や探索範囲を削減せず,有効解を効率よく確
保することを目的とする.