講演情報

[C-12-37]MTJベース共有型不揮発レジスタ向け高信頼・省面積読み出し回路の構成

〇佐藤 隆音1、夏井 雅典1、羽生 貴弘1 (1. 東北大学)

キーワード:

不揮発ロジック、MTJ(Magnetic Tunnel Junction)、エッジコンピューティング

エッジコンピューティング技術の普及に向け,不安定なエネルギー供給環境においても安定動作可能な低消費電力LSIの実現が求められている.不揮発性記憶素子であるMTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子を用いたMTJベース不揮発レジスタは,不揮発性を活用して待機電力を削減する回路技術である.その具体的構成として,参照抵抗や書込み回路を共有する共有型不揮発レジスタ(RLSS) が提案されているが,読出し信頼性向上のために読出し回路を大型化すると,共有化による面積削減効果が低下するという課題があった.そこで本稿では,回路を構成する素子のばらつきに対する共有型不揮発レジスタの面積と信頼性のトレードオフを評価するとともに,読出し回路を複数ビットで共有する構成を提案し,高信頼性要求下における省面積化の有効性を示す.