講演情報

[C-14-11]メサ構造LiNbO3結晶とフッ素樹脂基板を用いたアンテナ電極電気光学変調器

〇菅野 陸1、種田 龍治2、桑山 一郎1、山岸 傑1、村田 博司2 (1. 住友電気工業株式会社、2. 三重大学)

キーワード:

Radio-over-Fiber(RoF)、マイクロ波フォトニクス、電気光学変調器、パッチアンテナ、Beyond 5G/6G、メサ構造LiNbO3、低損失フッ素樹脂基板

本研究では,メサ構造LiNbO3結晶と低損失フッ素樹脂基板を用いたアンテナ電極電気光学変調器について検討した.フッ素樹脂基板上にパッチアンテナと定在波共振電極からなるアンテナ電極を形成し,その上部にメサ形状のLiNbO3結晶上へ作製した光導波路を配置した構成とした.77 GHzの直線偏波を照射した解析の結果,パッチアンテナと定在波共振電極の複共振作用により,光導波路に印加される電界強度は照射電界の約600倍に増強されることを確認した.さらに試作素子の評価において,77 GHzでCSRは-54 dBとなり,設計通りの周波数特性が得られた.以上より,メサ構造LiNbO3結晶とフッ素樹脂基板を組み合わせた本方式は,Beyond-5G/6G向けRadio-over-Fiber技術に有効な高効率ミリ波・光変換デバイスとして有望である.