講演情報

[C-14-12]2THzを超える高調波発振に向けた
4つのRTDを集積した発振器の提案

〇小山 歩夢1、吉田 裕二1、鈴木 左文1 (1. 東京科学大学)

キーワード:

電子デバイス、テラヘルツ、電磁界シミュレーション、デバイスプロセス

テラヘルツ(THz)波は、約100 GHzから10 THzの周波数範囲に位置し、広帯域、高い空間分解能、および軟質材料への透過性といった特性を有するため、非破壊イメージングやセンシングに適している。そのため、広い周波数範囲で動作する手軽な高出力THz信号源が必要である。共鳴トンネルダイオード(RTD)はテラヘルツ信号源として有望であり[1]、電子デバイスで最高となる約2 THzの基本波発振を達成している[2]。今回、さらなる高周波を実現するために、RTDのIV特性の非線形性を用いた高調波発生に着目し、4つのRTDを集積し、位相を制御することで2 THz以上の2次高調波を効率よく放射させることのできるデバイスを提案する。