講演情報

[C-2C-04]多段SIW共振器を用いた電磁波吸収板の試作評価結果

〇森田 佳恵1、西嶋 潤1、米田 諭1 (1. 三菱電機株式会社)

キーワード:

電磁波吸収板、SIW共振器

昨今,通信の高速・大容量化やIoTの普及に伴い,無線環境は複雑化している.不要電波の反射や散乱は通信品質の劣化や妨害を引き起こすため,吸収する必要がある.本報告ではSIW(Substrate Integrated Waveguide ; 基板集積導波路)共振器を用いる構成を提案し,試作評価した結果を報告する.
今回,2.4-2.5 GHz帯で吸収特性が得られるように多段SIW共振器を設計し,試作した.ホーンアンテナを用いた自由空間法で試作板の吸収特性を評価した結果,帯域内で最大90%の吸収率を得ることができた.直交偏波以外に対しても吸収特性を得ることができ,アンテナ軸を回転軸とした場合の吸収率はほぼ変わらず,電波の入射角が大きくなると吸収率が下がることが分かった.