講演情報
[C-3_C-4-25]ダイヤモンドナノ構造を用いたカラーセンター制御
〇車 一宏1,2、Pingault Benjamin2,3、Chia Cleaven2、Haas Michael2、D Joe Graham2、Assumpcao Daniel2、Weiyi Ding Sophie2、Jin Chang2、Xin C. J.2、Yeh Matthew2、Sinclair Neil2、Loncar Marko2 (1. 東京大学、2. ハーバード大学、3. デルフト工科大学)
キーワード:
ダイヤモンド、カラーセンター、フォノニック結晶
ダイヤモンド中のカラーセンターは、単一光子源や量子メモリとして有望な固体量子系であり、量子通信や量子ネットワーク応用に向けて盛んに研究されている。特にダイヤモンド中のシリコン空孔(Silicon vacancy: SiV)中心は、優れた光学特性を有する一方で、バルク中での低い光取り出し効率やフォノンによる電子スピン特性の劣化が課題となっている。これらの課題を解決するために、ダイヤモンド中に作製されたマイクロ・ナノ構造を用いることでカラーセンターの光やフォノン特性を制御する手法が提案されており、近年ではフォトニック結晶共振器によるカラーセンターの発光レート増強や、フォノニック結晶による電子スピン制御などが注目されている。本研究では、ダイヤモンド中に高周波フォノニック結晶を作製し、フォノン局所状態密度を人工的に制御することで、SiV中心とフォノンの相互作用を抑制した結果について報告する。
