講演情報

[N-1-26]シグモイド状の応答特性をもつ並列系の入出力解析と確率共鳴現象

◎高畑 俊秀1、榎本 樹1、笠井 啓貴1、藤谷 海斗1、堀田 育志1 (1. 兵庫県立大学大学院 工学研究科)

キーワード:

確率共鳴、シグモイド関数、確率分布、並列系

雑音を活用する事例として、確率共鳴現象が知られている。
確率共鳴現象を利用するシステムの設計においては、種々の系に通用するような基礎的な理論が不足している。
雑音が介在するシステムの確率分布を用いた解析や確率共鳴現象の確認を通じて、基礎となる理論の構築を目指している。
これまでには、入出力関係がステップ関数で表現できる単純な閾値系における入出力分布の解析や確率共鳴現象の調査を行ってきた。
今回は、ステップ関数よりも物理実装が容易な系として、入出力関係をシグモイド関数で表せる系における確率共鳴現象の解析を行った。
入力分布に変数変換を用いて出力分布を調べるという今回用いた手法は、単調な入出力関係をもつ系に流用可能であり、より一般的な系の解析を行うための足がかりが得られた。