講演情報

[N-2-01]偏光スイッチを用いた半導体レーザの共通信号入力同期による紛失通信

◎矢作 大河1、藤井 勇輔1、関口 美樺1、山上 智輝1、内田 淳史1 (1. 埼玉大)

キーワード:

秘密鍵配送、レーザ、カオス、紛失通信、偏光変調器

秘密計算は,複数のユーザが互いの入力を秘匿したまま関数の計算結果のみを得る技術であり,ガーブルド回路と紛失通信を用いて実装できる.紛失通信では,受信者は複数のメッセージのうち一部のみを復号でき,送信者は受信者がどのメッセージを選択したかを知ることができないそこで本研究では,光の高速性を活かして秘密計算の処理を高速化するために、半導体レーザの共通信号入力同期を用いた鍵配送による紛失通信の実装を目的とする.具体的には,偏光スイッチを用いた遅延経路切替を実験的に実装した.またその実験装置に位相変調および強度変調を追加した共通信号入力同期を数値計算により評価した.得られた同期波形から秘密鍵を生成し,1 out of 2紛失通信を行った結果,Bobが選択した一方のメッセージのみをビット誤り率0で復号できることを確認した.