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[2L15]Volume reduction of concrete contaminated by 14CO2(5) Rubbing the carbonated concrete debris

*Norikazu Kinoshita1, Akira Saito1, Hitoshi Nakashima1, Kazuyuki Torii1, Yuki Sasaki1, Mamoru Hanzawa1 (1. Shimizu)

Keywords:

carbonated concrete,rubbing,Los Angels testing machine,decontamination factor,fines

原子力発電所では長期間の運転中に発生した14CO2がコンクリートに吸収され、廃止措置時には莫大な量の14CO2汚染コンクリートが排出される。老朽化した原子力発電所ではコンクリートの14CO2の吸収だけでなく炭酸化も進む。炭酸化したコンクリートは緻密化により強度が増大することが知られており、すりもみ効率が低下することが懸念される。本研究ではより実際に近い状況を想定し、炭酸化させたコンクリートガラのすりもみ試験を実施した。圧力容器を用いて高圧のCO2環境下でコンクリートガラを一定時間暴露することによりガラを炭酸化させた。ロサンゼルス試験機に一定量の炭酸化したガラと鉄球を入れ、一定時間のすりもみを行った。微粉発生量と全炭素分析計を用いて残存ガラに含まれるCO2量を測定した。すりもみ前に300度で1時間の加熱したガラと加熱していないガラ、鉄球のサイズによる微粉発生量と除染係数の変化について報告する。

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