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[3I04]Proposal of New Structural Design to Improve Seismic Resistance of Cable RacksPart 1: Outline of Research and Experimental Plan
*Osamu Furuya1, Tsuyoshi Fukasawa1, Satoshi Fujita1, Shuya Akaiwa1, Kazuma Nishiwaki2, Hisashi Misumi2 (1. Tokyo Denki University, 2. KANDENKO CO., LTD.)
Keywords:
Seismic Damage,Seismic Safety Design,System Function Maintenance,Shaking Table Test,Response Analysis
その１では，研究対象であるケーブルラックの近年発生した地震被害の特徴を概説したうえで，ケーブルラックの耐震性向上のための新たな構造形式を提案する．具体的には，ケーブルラック設置時の両端支持吊り金具をピン構造とする形式についての研究開発の流れと実験計画についてまとめる．研究開発は，東京電機大と株式会社関電工とで2021年度から進められた共同研究の一環として実施され，地震時におけるケーブルラックの耐力向上と応答低減を動力学的観点から検討し，システム機能維持性能を評価した．解析的には，簡易解析モデルの構築から実機レベルでの時刻歴応答解析・応答評価を実施し，実験的には，縮小試験体による振動実験から実機加振実験，２次元振動台を用いた実機レベル性能評価までを実施した．本報では，以上の研究開発に係る研究概要と実験計画について報告する．
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