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[3J02]Study of Communication Methods for Geological Disposal through Class in Primary and Secondary Education(2) Study of Communication Methods for Fostering a Sense of Ownership about Geological Disposal Issue

*Kirko CHII1, Yuki HASHIMOTO2, Keiichiro WAKASUGI1 (1. Tokai University, 2. Tokyo Institute of Technology)

Keywords:

geological disposal,communication,social acceptance,sense of ownership

現在,日本で地層処分への理解が進みにくい理由には,国民が「なぜ,地層処分なのか?」というプロセスを得ないままこの問題に向き合わされていることが考えられる。このため,国民は地層処分を他人事のようにとらえ,地層処分を説明する側も「地層処分についての正しい知識を与えれば,最終的に地層処分について理解し,地層処分場の建設を受け入れてもらえるだろう」という欠如モデル的なコミュニケーションが行われている可能性がある。これらの課題に対し本研究では,心理学的プロセスに基づいた地層処分問題に対する当事者意識醸成に向けたコミュニケーション方法について検討した。その後,参加者の属性が一様で意識の変化の追跡に適していると考えられる初等・中等教育機関において本コミュニケーション方法を用いた授業を実施し,授業の前後でアンケート調査を行い,結果をクロス分析することにより当事者意識への影響について把握した。

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