Presentation Information
[P1-07]不規則三角網を用いたオープンスペースの利用ポテンシャル算出
*Tatsuki WATANABE1, Kazunari TANAKA2 (1. Osaka Insitute of Technology Graduate School of Engineering, 2. Osaka Institute of Technology Faculty of Engineering)
Keywords:
オープンスペース,植栽,利用行動,GIS,ウッドデッキ,駅前広場
近年、都市空間を魅力あるものにする一つの方法として、公共空間を有効活用しようという動きがある。公共空間の中でも、特に街路空間の活用に対する期待が高まっており、オープンスペースにおけるサイドウォークカフェの整備や都市の賑わいを創出する遊具や屋台などを設置する取り組みが活発化している。そこで、どのようなオープンスペースのデザインが好まれるのかを、オープンスペースの利用の有無や滞在時間を用いて調査する。調査方法は、奈良県桜井市の桜井駅前の休憩施設を対象として、形状を変化させビデオ撮影による比較実験を行った。比較項目は、道路とオープンスペースの境界にある植栽の高さ、部分的なウッドデッキの有無である。評価方法としては、座席の利用率をポイントデータとして配置し、不規則三角網を作成した。比較実験の結果変化した不規則三角網で表される利用期待値が、それぞれ境界と座席の位置関係によって変化することがわかった。
