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[P1-19]住宅ストックに関する政府統計のDXフレンドリーなデータフォーマットの検討

*Chiaki M AKIYAMA1, Yuki AKIYAMA2, Satoru Sugita3 (1. Reitaku University, 2. Tokyo City University, 3. Chubu University)
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Keywords:

住宅ストック,オープンデータ,DXフレンドリー,基盤地図情報

「住宅ストック」は、ある地域に存在する全ての住宅戸数や総量を指し、住宅供給の現状や不動産市場の動向を表す統計指標として、産官学の各セクターにおいて利用されている。人口減少、空き家が社会課題と認知されている近年においては、統計情報の経年推移や地図として可視化、分析する機会が増えている。ただし、住宅ストックの対象年度によっては、市町村合併による自治体境界および自治体コードの変更への対応、必要な年次の地図データの入手が必要となる。IT人材不足が慢性的に社会課題となっている我が国において、データの年次に応じた地図データの入手・突合を処理できる人材が、住宅ストックデータを扱う必要のある部署に必ずしも配置されているとは限らない。以上の状況を踏まえて、本研究では、住宅ストックに関する政府統計を、地理空間情報の専門家でなくても扱いやすい、DXフレンドリーなデータフォーマットを検討することを目的とする。