Presentation Information
[C7-03]法務省登記所備付地図データを用いた、森林土地推測図作成手法の検討
*Yoichi Wada1, Kuniaki Furukawa2 (1. AERO ASAHI CORPORATION, 2. Gifu Academy of Forest Science and Culture)
Keywords:
法務省登記所備付地図データ,地番図,森林境界,地図XML
森林の土地の位置把握は、地形、樹種,林齢,施業上の取扱等により分類された、森林独自の単位である林班・小班で区切り森林管理を行ってきたが、これは必ずしも筆界・土地境界と一致しない。
一般的に、土地の位置把握は登記所備付地図を用いるが、森林では登記所備付地図はその形状や大きさが地形と大きく乖離があること、閲覧および複写は一般的に有料で、森林のように大面積ではコストが大きく利用されてこなかった。
2023年1月に、法務省より、登記所備付地図がデータとして無償公開された。
しかし多くの森林では、地籍調査などが行われておらず任意座標であり、大きさ、形状が地形など乖離しているため、地形図等と重ね土地の位置を示すには、幾何補正など整合処理が必要となる。
ついては、森林の土地位置推測図作成のため、登記所備付地図データと森林の地形・地物との乖離の解消手法について検討を行ったので報告する。
一般的に、土地の位置把握は登記所備付地図を用いるが、森林では登記所備付地図はその形状や大きさが地形と大きく乖離があること、閲覧および複写は一般的に有料で、森林のように大面積ではコストが大きく利用されてこなかった。
2023年1月に、法務省より、登記所備付地図がデータとして無償公開された。
しかし多くの森林では、地籍調査などが行われておらず任意座標であり、大きさ、形状が地形など乖離しているため、地形図等と重ね土地の位置を示すには、幾何補正など整合処理が必要となる。
ついては、森林の土地位置推測図作成のため、登記所備付地図データと森林の地形・地物との乖離の解消手法について検討を行ったので報告する。
