Presentation Information
[E3-01]詳細な断面通行量調査に基づく鉄道駅構内の旅客流動推定と改修計画の評価
*Yota Fukutomi1, Toshihiro Osaragi1, Masayuki Muraki2, Chihiro Sakamoto2 (1. Institute of Science Tokyo, 2. Nikken Sekkei LTD.)
Keywords:
断面通行量調査,大規模鉄道駅,旅客流動,発生量予測,改修計画
鉄道駅の改修計画を策定する際には,混雑緩和や安全性向上の観点から,乗換経路や昇降設備の配置に応じて大きく変化する旅客流動を前もって予測することが求められる。本稿では,すべての車両扉,昇降設備,通路等において計測されていた詳細な断面通行量調査データを用いて,駅構内での旅客流動を記述するモデルを構築し,このモデルを鉄道駅改修計画案の評価に適用することを試みる。
具体的には,まず現存の鉄道駅構内における旅客の乗車選択性向をもとに,改修計画案のもとでの車両扉別乗車人数を推定する。次に,昇降設備や通路種別の特性に応じて異なるパラメータを用いて,車両扉別降車人数と通路別通過人数などの旅客流動を推定する。昇降設備の配置や車両の停止位置が異なる複数の改修計画案における旅客流動を推定することで,計画案の混雑緩和効果について考察する。
具体的には,まず現存の鉄道駅構内における旅客の乗車選択性向をもとに,改修計画案のもとでの車両扉別乗車人数を推定する。次に,昇降設備や通路種別の特性に応じて異なるパラメータを用いて,車両扉別降車人数と通路別通過人数などの旅客流動を推定する。昇降設備の配置や車両の停止位置が異なる複数の改修計画案における旅客流動を推定することで,計画案の混雑緩和効果について考察する。
