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[SY14-座長][Chair's Abstract] Changing the Brain: The Next Stage of Oral Rehabilitation
*Takashi Iida1, *Takuya Kobayashi2 (1. Department of Partial Denture Prosthodontics Nihon University School of Dentistry, 2. Department of Prosthodontics, Iwate Medical University School of Dentistry)
Keywords:
口腔リハビリテーション,中枢,顎口腔機能
補綴歯科治療の目的の1つとして顎口腔機能の回復が挙げられる.一方,超高齢社会の進展に伴い,顎口腔機能の回復には咬合支持域の再建のみならず複数の因子が関与することが明らかとなってきた.これまで多くの口腔リハビリテーションが提唱され,臨床研究によって口腔リハビリテーションを介入因子として検討することで顎口腔機能の回復が報告されている.一方,その回復過程に関するメカニズムは十分に解明されておらず,最適な口腔リハビリテーションが確立されていないのが現状である.近年の報告では,口腔リハビリテーションによる効果が,末梢に分類される顎口腔領域の機能変化に先行して,中枢神経系において生じている可能性が示唆されている.これらの知見は,将来的に口腔リハビリテーションの最適化や指標設定を行う上で重要な示唆を与えるものである.本シンポジウムでは顎口腔機能の回復のメカニズム,疼痛制御に関する脳科学的検討を通じて,今後の口腔リハビリテーションの在り方について提案したい.
