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[20p-A305-18]Large-area tissue Raman measurement ~Impact of excitation area on background intensity~

〇(M1C)Jun Kirishima1, Yusuke Oshima1, Takashi Katagiri1 (1.University of Toyama)

Keywords:

Raman spectroscopy,autofluorescence

生体のラマン分光計測において励起面積の拡大は、空間平均化による再現性の向上、励起光の高強度化、広視野光学系を利用した高速イメージングの実現などに有効とされているものの、背景光強度の増大が課題となる。本研究では、異なる生体試料(鶏肉、豚の脂肪)に対し、異なる励起面積でラマンスペクトルを取得し、背景光強度を評価した。また、試料の違いによって背景光強度の増大度合いが異なる現象を観測した。