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[XI-20-26]二成分性バクテリオシン“ガセリシンS”におけるGxxxG motifの部位特異的改変とその抗菌活性

*Haruki Tajima1, Syugo Kimura2, Noboru Kou1, Yasushi Kawai1,2 (1. NIHON University Graduate School, 2. NIHON University)
○田島 遥希1、木村 柊吾2、高 昇1、川井 泰1,21日大院生資科、2日大生資科)
【目的】ヒト腸管由来乳酸菌Lactobacillus paragasseriが生産するガセリシンS(GS)は、増殖する細菌に対して抗菌効果を発揮する二成分性バクテリオシンである。また、各ペプチド(GasA、GasX)中のGxxxG motif(G: Glycine、X: 任意アミノ酸)が抗菌活性に関与すると推定されている。本研究では、GasA、GasXに計12箇所存在する各GxxxG motifを破壊した改変GSを作出し、抗菌活性値の変化について検討を試みた。
【方法】GS構造遺伝子を組込んだpGSにTransforming PCRにより各アミノ酸変異を導入し、Lb. paragasseri LA158 ΔgatAXへ形質転換した。次いで各改変株の培養上清を用いて指標菌Lb. delburekii subsp. bulgaricus JCM 1002T pSYE2に対する抗菌活性値を測定した。
【結果】GasAで5箇所、GasXで2箇所の各GxxxG motif破壊株の取得に成功した。指標菌に対する各改変GSの活性測定では、N末端側を除く各GxxxG motifの破壊により大幅な活性低下が認められた。また、単独では活性が無いGasA とGasXは各GxxxG motifを介して相互認識し、抗菌活性を提示していると考えられた。