Presentation Information
[12人-KL-1]A Sports Anthropological Study on the Reconstruction of Noto
*Shigenori Ohmori1 (1. Kanazawa Seiryo University)
<演者略歴>
金沢星稜大学人間科学部教授,84ロサンゼルス五輪陸上競技400mH 1600mR日本代表,シドニー・アテネ五輪代表コーチ,北信越学生陸上競技連盟会長,能登半島七尾市大地主神社宮司,スポーツ科学博士
金沢星稜大学人間科学部教授,84ロサンゼルス五輪陸上競技400mH 1600mR日本代表,シドニー・アテネ五輪代表コーチ,北信越学生陸上競技連盟会長,能登半島七尾市大地主神社宮司,スポーツ科学博士
石川県は令和6年能登半島地震による被災からの復旧・復興の象徴として「全日本大学選抜能登半島一周駅伝競走選手権大会(以下大学能登駅伝):1968年~1977年」の再開を計画している。その目的は、地震からの復興に向け、単に被災前の姿に復元することにとどまらず、能登地域の著しい少子高齢化、過疎化、限界集落化等もともとの課題を踏まえ、未来志向に立って以前よりも良い状態を目指す「創造的復興」にある。本研究報告では大学能登駅伝の実施が復旧・復興にスポーツ、スポーツツーリズムが及ぼす効果、さらに大学スポーツ協会(UNIVAS)の理念を基とする新しい大学スポーツの在り方について大学能登駅伝を通してその在り方を検討する。
歴史的に疫病の流行、震災後に「見るー見られる」の関係から発展した散楽、猿楽、山・鉾・屋台行事、特に祭りの宝庫と称される能登半島の祭礼、神賑わいと同じく大学能登駅伝を能登半島の風流(ふりゅう)として捉え、日本遺産「キリコ祭り」の巨大キリコ舁き、UNESCO無形文化遺産日本最大の山鉾の曳行「青柏祭の曳山行事」のコロナ禍、震災による中止、廃止、またその再開が復興に及ぼす影響、機能をスポーツ人類学的視座から比較考察する。
歴史的に疫病の流行、震災後に「見るー見られる」の関係から発展した散楽、猿楽、山・鉾・屋台行事、特に祭りの宝庫と称される能登半島の祭礼、神賑わいと同じく大学能登駅伝を能登半島の風流(ふりゅう)として捉え、日本遺産「キリコ祭り」の巨大キリコ舁き、UNESCO無形文化遺産日本最大の山鉾の曳行「青柏祭の曳山行事」のコロナ禍、震災による中止、廃止、またその再開が復興に及ぼす影響、機能をスポーツ人類学的視座から比較考察する。
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