Presentation Information
[健康福祉-B-02]未就学児から学童期までの運動プログラムの開発(発,測,コ)運動観察記述法に着目して
*Masaki Yabuuchi1 (1. Happy Core Smile)
現在、未就学児から学童期までの運動プログラムやトレーニング法の開発が様々に展開されているが定型発達にこだわりすぎるという問題点がある。そのため発達の個人差が十分に考慮されず、できる・できないの二分法的な評価になりやすく、特別支援が必要な子供たちへの配慮が不十分なものとなる傾向があり、その結果、子供達自身の主体性や創造性が抑制的に捉えられ、指導者の視野が狭くなるなどという問題点が一般的に指摘されている。
本研究では,自立するまでの動き,その後の匍匐、つかまり立ちや自立歩行などの移動の動き、体幹の動き,四肢や頭部の動きとの連動性に注目し、この動きを豊かにすることを狙いとした運動観察と指導の在り方を考察する。そこに注目する理由は、その後の発達のための基礎ないしは背景に気づき,発達支援の取り組みもたえずこの点に立ち戻りつつ進められなくてはならないと考えたからである。筆者らの取り組みは、「今できる体幹・四肢・頭部の動き」に着目し,その組み合わせやバリエーションを楽しみ広げることによって(分化と再生),からだの面だけではなく非認知能力を含むこころの面の発達の現在値を豊かにする,質の高い運動環境の提供をねらいとしている.こどもたちの多様な移動運動(手足のクローリング,はいはい,ずりばい,つかまり立ち,左右支持足の交代,歩動作,など)に着目し,1.体幹の動きを中心とした,四肢・頭部の動きとの連動性をたかめる協調運動の観察評価,2.主動作に対する準備的な導出動作(反動動作)の機能性をたかめる協調運動の観察評価,3.動作の緊張と弛緩の流れや調和をたかめる協調運動の観察評価を提案する。
本研究では,自立するまでの動き,その後の匍匐、つかまり立ちや自立歩行などの移動の動き、体幹の動き,四肢や頭部の動きとの連動性に注目し、この動きを豊かにすることを狙いとした運動観察と指導の在り方を考察する。そこに注目する理由は、その後の発達のための基礎ないしは背景に気づき,発達支援の取り組みもたえずこの点に立ち戻りつつ進められなくてはならないと考えたからである。筆者らの取り組みは、「今できる体幹・四肢・頭部の動き」に着目し,その組み合わせやバリエーションを楽しみ広げることによって(分化と再生),からだの面だけではなく非認知能力を含むこころの面の発達の現在値を豊かにする,質の高い運動環境の提供をねらいとしている.こどもたちの多様な移動運動(手足のクローリング,はいはい,ずりばい,つかまり立ち,左右支持足の交代,歩動作,など)に着目し,1.体幹の動きを中心とした,四肢・頭部の動きとの連動性をたかめる協調運動の観察評価,2.主動作に対する準備的な導出動作(反動動作)の機能性をたかめる協調運動の観察評価,3.動作の緊張と弛緩の流れや調和をたかめる協調運動の観察評価を提案する。
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