Presentation Information
[03心-KL-1]Psychological development in athletic experiences
*Kaori Eda1 (1. Toyo University)
<演者略歴>
東京学芸大学大学院教育学研究科学校心理学専攻修士課程修了。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了。博士(体育科学)。現在、東洋大学准教授。
東京学芸大学大学院教育学研究科学校心理学専攻修士課程修了。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了。博士(体育科学)。現在、東洋大学准教授。
アスリートの心理的発達や自己形成については、古くから関心が持たれてきた。一方で、具体的にどのような体験によって彼らの心理的発達が促進されるのかという点については、十分議論されていない。競技力の向上を望めば、自ずと競技に専心する傾向が強くなり、必然的に体験内容も競技に限られていく。その中では、一般的な心理的発達過程で体験すべき体験ができないこともある。では、競技経験は心理的な発達を阻害するのであろうか。競技経験には、他では味わうことのできない特別な体験がある。特に身体を存分に扱うという点においては、他の芸術や勉強、仕事などと異なるのではないかと考えられ、そこに競技経験の独自性があり、心の成長に貢献する体験が潜んでいるのではないだろうか。本キーノートレクチャーでは、この点について、研究や事例を踏まえながら実践的な内容を提案したい。
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