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[09コ-ポ-05]即時フィードバックがリバウンドジャンプに及ぼす影響女子跳躍競技者を対象とした検討

*Nakagawa Mikako1 (1. Japan Women's College of Physical Education)
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陸上競技の跳躍競技者は練習や競技中、跳躍ごとに自身の試技を確認し次の跳躍に向けて動作を修正しながらより良いパフォーマンス発揮を目指している。そのためには、跳躍動作に対する主観的現象と客観的現象との照合が効果的であるとされ(村木、1992)、さらにその差異を認識し、修正・実行する能力が競技力向上に重要であると考えられる。そこで本研究は、5回連続リバウンドジャンプ(5RJ)を用いて、跳躍に関する即時フィードバックの有無が5RJの跳躍パフォーマンスに与える影響を検討することを目的とした。対象は大学陸上競技部所属の女子跳躍競技者18名および実業団所属の女子跳躍競技者4名とし、同一被験者に対してフィードバックあり条件およびなし条件を実施。測定にはマットスイッチを用いた。試技は各条件につき1名あたり3回、試技間休息は最大3分とした。フィードバック内容は、RJ指数、跳躍高、滞空時間、さらに矢状面から撮影した映像を含み、フィードバック条件では各跳躍直後にそれらを被験者に提示した。本研究は、即時フィードバックが5RJの跳躍動作に及ぼす影響、および即時フィードバック情報を競技者がいかに解釈し、動作に反映させているかを明らかにすることが期待される。

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