Presentation Information
[2P0127-39-04]Distribution ratio of antimony between the FeOx-CaO-SiO2 slag and molten copper and the influence of Al2O3 on the distribution at 1573K
○Hiroyuki Yokoyama1, Katsunori Yamguchi1 (1. Waseda University)
Keywords:
Pyrometallurgy,Copper smelting,Distribution ratio,Sb2O3
近年、銅精鉱中の銅品位の低下からリサイクルが推進されてきていることにより、銅製錬で様々なリサイクル原料が処理されている。その中で、アンチモンは主に難燃剤成分としてリサイクル原料である廃電子基板用いられており、電解精製で浮遊スライムになりやすく、電気銅に取り込まれることで銅品位を低下させる。このことからアンチモンは乾式製錬工程でスラグ中に取り除くことが望ましい。
本研究ではアンチモンが銅製錬に投入された際の分配挙動を平衡論的に解明することを目的としている。1573 K で酸素分圧を変化させて実験を行った結果、FeOx-CaO-SiO2系スラグと溶銅間のアンチモンの分配比は、酸素分圧が低い範囲では一定となるが、それ以上の範囲では酸素分圧に依存して大きくなる。したがって、アンチモンをスラグ中に取り除くためには酸素分圧を大きくすることが有効であるが、同時に銅のスラグ中への損失も大きくなるという結果が得られた。また、スラグにAl2O3が含まれる場合を想定し、アンチモンの分配に及ぼすAl2O3の影響を調べる実験も試みた。
本研究ではアンチモンが銅製錬に投入された際の分配挙動を平衡論的に解明することを目的としている。1573 K で酸素分圧を変化させて実験を行った結果、FeOx-CaO-SiO2系スラグと溶銅間のアンチモンの分配比は、酸素分圧が低い範囲では一定となるが、それ以上の範囲では酸素分圧に依存して大きくなる。したがって、アンチモンをスラグ中に取り除くためには酸素分圧を大きくすることが有効であるが、同時に銅のスラグ中への損失も大きくなるという結果が得られた。また、スラグにAl2O3が含まれる場合を想定し、アンチモンの分配に及ぼすAl2O3の影響を調べる実験も試みた。
