[1K0603-12-06]The Specific Application of the Results of hydrometallurgical Development into the Actual Refinery
○Satoshi Asano1(1. Sumitomo Metal Mining Co., Ltd)
The chairman: Hiroyuki SHIBATA (Tohoku University)
Keywords:
nonferrous metals,Silver,impurities,semiconductor,ion exchange
非鉄金属製錬では、工程内に未回収、あるいは、効率的な回収が困難な有価金属が存在しており、不純物元素についても有害物の使用制限に伴い、従来の用途を失い新たなアウトプットを模索している状況である。本報告では、前記課題の解決策について3方向の切り口から紹介する。湿式製錬プロセスでは、化学的活性が高い成分から順次分離されるため、不活性成分の選択的回収は困難であった。しかし、湿式プロセスと物理的処理を組み合わせることにより、不活性成分の選択的回収も可能となった。また、銅電解では銀の一部が電解液に溶解し、カソードに電着するため、損失となっていたが、イオン交換法、溶媒抽出法により電解液中の銀の回収が可能となった。ただし、アノードおよびアノードスライムから銀が絶えず溶出しており、溶出速度を超える速度で回収する必要がある。一方、有害な不純物元素は廃棄すら困難な状況であり、供給に見合う新規需要の開拓が重要である。太陽電池材料は市場規模が十分大きく、本用途に適した半導体材料の合成を検討している。しかし、精製、量産、薄膜化、性能確認など工業化に向けて多くのステップがあり、適切なパートナーの獲得が必要である。
