[2K0101-04-04]Progress in design of material structure by next generation synchrotron radiation
○Maiko Nishibori1(1. Kyushu University)
The chairman: Kiyoshi KANIE (Tohoku University)
Keywords:
synchrotron radiation,design of material structure,operando,x-ray absorption spectroscopy
持続可能な社会の構築に向けた資源や素材の安定供給プロセス、環境に配慮した資源の有効な利活用、新時代を担う高機能材料の開発には、様々な計測・分析手法から多角的に評価し、群盲象を評すという状況を脱することが肝要である。特に、次世代放射光を用いた分析技術は、これまでのモノの見え方に新たな視点を加える革新的なものである。例えば、高性能な材料を創製するためには必要な機能を最適化するミクロからマクロにわたる階層的な構造を導く必要があるが、各階層構造が機能発現に資する様子を直接観察することで構造と機能の相関を正しく記述し、適切な解決策を提示することが可能になる。本講演では、放射光X線を用いた分析手法の一つとして、材料組織設計におけるX線吸収分光(XAS)法の利活用を取り上げる。XAS法では、さまざまな機能を発現する動的環境下において、着目した原子を中心とした平均局所構造・電子状態に関する情報を得ることができる。一例として筆者らが取り組んでいる金属微細組織の形成ダイナミクスに関する研究を紹介し、次世代放射光で期待される「新しい見え方」について述べる。
