[1401-05-02]Mechanism of additives that increase the current efficiency of Zn deposition
○Hiroaki Nakano1, Yu-ki Taninouchi1, Satoshi Oue1(1. Kyushu University)
Chairperson: Tetsuya Uda (Kyoto University)
Keywords:
Zinc,electrowinning,sulfate bath,current efficiency,additive
電解採取浴からのZn電析挙動に及ぼすゼラチンとSb(具体的にはSbO+)の浴中添加の相乗効果,および塩化物イオン(Cl-)の共存の影響を明らかにするために,Zn電析およびH2発生の部分分極曲線, Zn電析の電流効率, 電析Znの形態を調査した。典型的な組成・温度の硫酸浴へのゼラチンの添加はZn電析とH2発生の両者を抑制するのに対して,Sbの添加はZn電析とH2発生を促進させた。ゼラチン1 mg/LとSb 10 μg/Lを両方添加すると,無添加時に比べてZn電析が促進され,Znの電流効率が2%程増加した。一方,典型的な組成・温度の硫酸浴にCl-を添加するとZn電析の部分分極曲線は明らかに復極し,その復極の程度は,Cl-濃度が300 mg/Lから6000 mg/Lへと増加するに伴い大きくなった。水素発生の部分分極曲線は,Cl-を添加してもほとんど変化しなかった。その結果,Zn電析の電流効率は,Cl-を添加することにより,Zn膜厚2.4 μmの電析初期では5〜7%程度増加した。
