Presentation Information
[PS-03]Evaluating the Educational Impact of Study Abroad on Global Human Resource Development
– An Analysis of Behavioral Trait Changes Using the JAOS Study Abroad Assessment Test –
*香川 愁吾1 (1. 大阪国際大学)
Keywords:
留学効果,グローバル人材,異文化体験,キャリア形成
受講者に求められる 事前の知識・経験等
なし
受講者が受講前に取り組む 事前課題等
なし
概要
近年のグローバル化の進展に伴い、海外留学は教育的・文化的・社会的にその意義を増している。特に、異文化体験を通じた視野の拡大や国際理解力、主体的なキャリア形成に与える影響は大きく、高等教育において重要な学習機会と位置づけられている。
2018年度には日本の大学生の留学者数が11万人を超えたが、新型コロナウイルス感染拡大により一時的に減少し、2022年春以降の規制緩和により再び回復傾向にある。経済社会においても国際化が進み、日本企業の海外進出や外国人観光客の増加により、グローバルな視点を持つ人材が求められている。このような背景の下、大学教育においては留学による学習成果を可視化し、その教育的効果を検証する必要性が高まっている。
本研究では、大阪国際大学において2023〜2024年度に長期留学を経験した学生を対象に、「JAOS留学アセスメントテスト(行動特性診断)」を導入し、「コミュニケーション力」「問題解決力」「グローバルマインド」「留学先での学習行動」の4つの力を渡航前と帰国後に測定。学生はその結果をもとに自己評価と振り返りを行い、得られた成長を今後の学びやキャリア形成に活かすことを目指している。
本稿では、これらの取り組みを通じて得られたデータを基に、留学の教育的効果や自律的キャリア設計に与える影響について分析・考察を行う。
近年のグローバル化の進展に伴い、海外留学は教育的・文化的・社会的にその意義を増している。特に、異文化体験を通じた視野の拡大や国際理解力、主体的なキャリア形成に与える影響は大きく、高等教育において重要な学習機会と位置づけられている。
2018年度には日本の大学生の留学者数が11万人を超えたが、新型コロナウイルス感染拡大により一時的に減少し、2022年春以降の規制緩和により再び回復傾向にある。経済社会においても国際化が進み、日本企業の海外進出や外国人観光客の増加により、グローバルな視点を持つ人材が求められている。このような背景の下、大学教育においては留学による学習成果を可視化し、その教育的効果を検証する必要性が高まっている。
本研究では、大阪国際大学において2023〜2024年度に長期留学を経験した学生を対象に、「JAOS留学アセスメントテスト(行動特性診断)」を導入し、「コミュニケーション力」「問題解決力」「グローバルマインド」「留学先での学習行動」の4つの力を渡航前と帰国後に測定。学生はその結果をもとに自己評価と振り返りを行い、得られた成長を今後の学びやキャリア形成に活かすことを目指している。
本稿では、これらの取り組みを通じて得られたデータを基に、留学の教育的効果や自律的キャリア設計に与える影響について分析・考察を行う。