Presentation Information
[P18-03]Development and Field Verification of a Dynamic Evacuation Guidance System Considering Individual Attributes
*Haruho Nagano1, Gota Watanabe1, Yuji Nakamura1, Ahyi Kim1 (1. Yokohama City University)
日本では大規模地震が多く発生しており、それに伴う災害の中でも特に津波によって甚大な被害がもたらされている。近い将来、首都圏においても大地震の発生が懸念されており、巨大地震が発生した場合、太平洋側の沿岸地域では津波による浸水が予想されている。日本における高齢化率は約30%であり、このような状況下において、津波による犠牲者を減らすためには、歩行速度や避難先で必要な対応等、個々の避難者の属性を考慮した避難誘導を行うことが課題となっている。そこで、本研究では、横浜市金沢区を対象に、属性に応じた避難誘導を行うことを目的とした避難誘導システムを構築し、その有効性を検証する。
本研究で構築する避難誘導システムは、住民の避難者属性に応じて、最適な避難所と避難経路を提示する機能を持つものである。災害時に住民がスマートフォン等でWebサイトへアクセスし、各自の属性(歩行困難などの配慮事項、乳幼児など特別な支援物資の有無等)を入力することで、各々に最適な避難経路と避難先を提示する。例えば、歩行速度の遅い高齢者には近隣の高台を優先的に案内し、健康な若者には収容人数に余裕のある避難所を優先的に案内するなど、一人ひとりの属性に配慮した避難所を案内する。また、車椅子利用者には階段のない経路を案内するなど、避難経路の案内も可能とする。
上記の避難誘導システムの実証実験を9月20日に予定されている避難訓練で行い、その有効性を検討する。この実証実験では、各参加者に属性を割り当て、割り当てられた属性に応じてシステムが避難経路と避難先を提示し、誘導する。
二次的な避難誘導においては、避難所が収容限界を超えた場合に混乱が生じる可能性があり、そのような状況下では行政側も避難者の動態把握が難しく、避難所ごとの状況確認や安否確認、支援物資や人員の効率的配置に時間を要する。加えて、避難所での避難者入退室管理や名簿作成は煩雑で、限られた数で作業を行う現場職員の負担も大きいと考えられる。こうした背景から本研究では、避難所の状況や道路状況などをリアルタイムで反映する動的避難誘導と避難者動態把握システムの構築も行う予定である。
本研究で構築する避難誘導システムは、住民の避難者属性に応じて、最適な避難所と避難経路を提示する機能を持つものである。災害時に住民がスマートフォン等でWebサイトへアクセスし、各自の属性(歩行困難などの配慮事項、乳幼児など特別な支援物資の有無等)を入力することで、各々に最適な避難経路と避難先を提示する。例えば、歩行速度の遅い高齢者には近隣の高台を優先的に案内し、健康な若者には収容人数に余裕のある避難所を優先的に案内するなど、一人ひとりの属性に配慮した避難所を案内する。また、車椅子利用者には階段のない経路を案内するなど、避難経路の案内も可能とする。
上記の避難誘導システムの実証実験を9月20日に予定されている避難訓練で行い、その有効性を検討する。この実証実験では、各参加者に属性を割り当て、割り当てられた属性に応じてシステムが避難経路と避難先を提示し、誘導する。
二次的な避難誘導においては、避難所が収容限界を超えた場合に混乱が生じる可能性があり、そのような状況下では行政側も避難者の動態把握が難しく、避難所ごとの状況確認や安否確認、支援物資や人員の効率的配置に時間を要する。加えて、避難所での避難者入退室管理や名簿作成は煩雑で、限られた数で作業を行う現場職員の負担も大きいと考えられる。こうした背景から本研究では、避難所の状況や道路状況などをリアルタイムで反映する動的避難誘導と避難者動態把握システムの構築も行う予定である。
