Presentation Information
[P23-02]Campaign Observation of the 2025 Northern Yamaguchi Earthquake Swarm and Regional Crustal Structure
*Kengo Mizushiri1, Momoka Yamashita1, Naofumi Aso1 (1. Tokyo University of Science)
気象庁一元化震源カタログによると、山口県北部の群発地震について、2月下旬から8月6日現在までに観測された地震の総数は5187で、深度は25〜30km付近、最大マグニチュードはM2.3に達する。本地震活動は3月から5月にかけて活発化し、特に、3月中旬・4月上旬・5月中旬に活発な活動がみられたが、6月以降は鎮静化傾向にある。活動活発期の日別震源分布に注目すると、震源が深さ約8kmにわたって上昇し、山口県北部を行ったり来たりするような移動が見られた。震源が阿武火山群付近でもあることから、地下の流体移動が今回の群発地震の発生に関与していると考えられる。
2月下旬〜5月に観測された震源の移動から地下の流体の関与が示唆されるが、地震発生の原因は依然として不明である。現象の解明に向け、東京大学地震研究所・京都大学防災研究所・産業技術総合研究所と協力し、臨時観測を実施している。その一環として、7月下旬から震源域の3点に地震計を設置し観測を行っている。
気象庁の震源分布からは複数の面状構造が確認でき、これらは断層面やモホ面などの構造境界に対応していると考えられる。本研究では、群発地震の震源域直上に設置した観測点のデータとHi-netのデータを組み合わせてレシーバー関数解析を行い、地震活動を支配していると考えられる地下構造の解明を目指す。なお、8月上旬現在、地震活動は静穏化しているが、群発地震を引き起こしたと考えられる地殻内の不均質構造は、活動前後で大きな変化はなく保存されていると考えられる。
2月下旬〜5月に観測された震源の移動から地下の流体の関与が示唆されるが、地震発生の原因は依然として不明である。現象の解明に向け、東京大学地震研究所・京都大学防災研究所・産業技術総合研究所と協力し、臨時観測を実施している。その一環として、7月下旬から震源域の3点に地震計を設置し観測を行っている。
気象庁の震源分布からは複数の面状構造が確認でき、これらは断層面やモホ面などの構造境界に対応していると考えられる。本研究では、群発地震の震源域直上に設置した観測点のデータとHi-netのデータを組み合わせてレシーバー関数解析を行い、地震活動を支配していると考えられる地下構造の解明を目指す。なお、8月上旬現在、地震活動は静穏化しているが、群発地震を引き起こしたと考えられる地殻内の不均質構造は、活動前後で大きな変化はなく保存されていると考えられる。
