2027年度組織学会年次大会

開催校挨拶

2026年6月

 

2027年度組織学会年次大会開催のお知らせ

 

2027年度組織学会年次大会 
実行委員長     青島矢一

実行委員 吉岡徹、高田直樹
実行委員会一同

 

2027年度組織学会年次大会を以下の通り開催いたします。会員の皆様には、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

 

日 時:2026年10月24日・25日

開催校:一橋大学

会 場:一橋大学千代田キャンパス・一橋講堂(学術総合センター内)

 

本大会の統一テーマは、「多極化する世界経済に挑む経営と組織/Management and Organizations Facing the Challenges of a Multipolar Global Economy」です。

近年、ロシア・ウクライナ戦争、イスラエルによるガザ侵攻、米国・イスラエルとイランの対立、日中関係の悪化など、国家間の摩擦は一段と深刻化しています。 その結果、国境を越えて事業を展開する企業を取り巻く経営環境は急速に複雑化し、従来の延長線上にはない意思決定や組織対応が求められる場面が増えています。

今回の統一テーマは、こうした環境変化の中で、企業経営や組織がどのような対応を取るべきかという問題意識に基づいて設定されたものです。 地政学リスク、経済安全保障、国際分業体制の再編といった構造変化は、戦略だけでなく、組織設計、人材マネジメント、ガバナンスのあり方にも根本的な見直しを迫っています。

基調講演の1つめでは、日本製鉄株式会社 会長橋本英二 氏をお迎えし、「日本製鉄の経営改革とUSスチール買収の教訓」と題して、複雑な国際政治・経済環境を乗り越えてUSスチール買収を実現し、就任から2年で日本製鉄をV字回復へ導いた経営改革の要諦と、世界No.1鉄鋼メーカーへの復権に向けた取り組みについてお話しいただきます。

基調講演の2つめでは、シンガポール国立大学教授 Kenneth G. Huang 氏にご登壇いただき、「Innovation Management in the Age of AI and Geopolitical Disruption」と題して、技術革新マネジメントに関する近年の研究、とりわけ米国による対外制裁や外国投資・買収規制の強化が進む中で、企業がAI技術やイノベーションの導入、戦略形成をどのように進めているのかについてご講演いただく予定です。

生成AIに代表される急速な技術進歩は、従来の経営組織や人的資源管理の前提を大きく揺さぶっています。 急激な変化に直面する時代だからこそ、社会の潮流を俯瞰し、大局的な視点を提供する学術研究の価値は一層高まっています。 同時に、学術研究が現実の経営や組織運営にどの程度貢献しうるのか、その意義と可能性も改めて問われています。

こうした問題意識を踏まえ、歴史的に「実学」の拠点として発展してきた一橋大学で開催される本大会では、実務と学術研究の架橋についても積極的に議論を深めてまいります。 また、2025年度年次大会から開始された国際セッションについても、さらに発展させた形で実施いたします。

会場は東京駅至近の千代田キャンパスであり、アクセス性に優れています。

国立キャンパスとは異なる都市型の環境を活かし、密度の高い議論の場を提供いたします。

多くの会員の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。