2020年秋の大会

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2020年9月16日〜9月18日オンライン
日本原子力学会
2020年秋の大会

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[1A06]溶融塩法を用いた土壌粘土鉱物によるストロンチウム吸着法の開発

*本田 充紀1、金田 結依1、矢板 毅1(1. JAEA)

キーワード:

ストロンチウム吸着、ALPS処理水、溶融塩法

我々は1F事故により発生する汚染水について、多核種除去設備(ALPS)により処理されたALPS処理水内の残存核種を吸着する新たな手法開発に取り組んでいる。ALPS処理水内に存在しうる核種(Cs, Sr, I, Ru, Co, Sb)中のSr吸着制御が重要となるが効果的なSr吸着法は確立されていない。そこで本研究では、1F事故で発生したCsが吸着した除去土壌を吸着材として利用するアイデアにより、溶融塩法を用いた除去土壌によるSr吸着を実施しその吸着特性を検討した。その結果Csを粘土鉱物へ吸着させたままSrも吸着させることに成功した。