2020年秋の大会

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2020年9月16日〜9月18日オンライン
日本原子力学会
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[2A07]福島における放射性物質分布調査(7)家屋周囲の空間線量率の連続モニタリングによる遮蔽係数の検討

*金 敏植1、Alex Malins1、町田 昌彦1、吉村 和也1、吉田 浩子2、斎藤 公明1(1. JAEA、2. 東北大)

キーワード:

線量低減係数、ガンマプロッター、沈着、除染

家屋の線量低減係数は一般的に家屋内外の限られた数の代表地点における空間線量率を測定して求められる。実際には家屋外の空間線量率は場所により様々に変化するため、空間線量率の正確な分布を取得し、家屋外線源が与える放射線場が、どのように家屋の存在により減衰するかを詳細に調査し線量低減係数の性質を明らかにすることが望まれる。本研究では、空間線量率の連続測定が可能なγプロッターを利用し、得られた家屋周囲の空間線量率分布情報を基に線量低減係数を求めた。その結果、家屋周囲のどの地点に着目するかによって、線量低減係数は有意に変化することが分かった。